Abusan’s Journey

Photography, Drive, Journey, Camera, Audio, IM@S by abusan3225(あぶさん)

【PR】JIALAI Carat レビュー「JIALAIブランド初のイヤホンは王道のドンシャリサウンド」【提供品】

おはこんばんちは、あぶさんです。
今回は提供によるレビュー第二弾です。NICEHCK様からレビュー依頼を頂いたJIALAI Caratをレビューします。
低価格のイヤホン用ケーブルブランドとして人気を集めてきたJIALAIが送り出す初のイヤホン。アルミ合金製の筐体にDLC振動板 + チタンコートという意欲作ですが、実際のところはどうなのかをじっくりとレビューしていきましょう。

JIALAIは2018年頃から日本円で3000円以下となる低価格帯のイヤホン用ケーブルを製造・販売している中国のブランドです。低価格ながらそれなりに音質も良いため低価格帯のイヤホンの音質をアップグレードするにはとても良い選択肢でした。
CaratはJIALAIブランド初のイヤホンです。2024年1月に発売され、宣伝に力を入れていたこともあり好調な滑り出しだったようです。Caratは僕も気になっていた製品なのですが、他の製品を優先していたため発売日には購入しておらず、AliExpressのセールで購入しようか迷っていた時にNICEHCK様からレビュー依頼を頂いたためちょうど良いタイミングでした。NICEHCK様ありがとうございます。

外観・特徴

Caratのパッケージは1万円クラスとしては標準的で安っぽい印象はありません。最近は5000円以下のイヤホンでも安っぽく見えないようなパッケージが増えていますので、パッケージだけで価格帯を判別するのは難しくなってきています。それを加味してもお値段に沿った見た目と質感は安心感があります。パッケージで音が決まるわけではありませんが、パッケージに力が入っているだけでも安心できます。

本体

Caratはアルミ合金の金属筐体を採用しています。加工には5軸CNC加工技術を使用したと宣伝されており、最近の金属筐体を採用した中華イヤホンではよくある構造です。
全面に施された鏡面処理によって高級感があり、目立った歪みなども無くビルドクオリティはなかなかのものです。鏡面処理の宿命で汚れが目立ちやすい・傷がつきやすいという問題があるため、心配ならガラスコーティングなどを検討しても良いでしょう。

筐体のサイズはやや小ぶりでWhizzer Kylin HE10とほぼ同等です。耳への収まりは良いのですが、ノズル周辺が平面的に盛り上がった構造をしているため装着感はそれほど良いものではありません。

ノズルは太く、イヤーピースの脱落を防止する反しがあります。final Eタイプなどの軸が細いタイプのイヤーピースの装着は無理があるサイズと形状をしています。

スペック

Caratは1つのダイナミックドライバーを採用する1DD機です。ダイナミックドライバーにはチタンコートを施したDLC振動版を採用することで高音質を謳っています。ダイナミックドライバーの振動版に求められる硬さと薄さを両立するDLCを素材としながらチタンでコーティングを施すことで性能を向上させています。
DLCとはDiamond Like Carbon素材のことで、ダイヤより硬くダイヤより軽いとまで言われています。DLCは振動版に求められる高剛性で軽量であるという特徴を低コストで実現できるため1万円~3万円クラスのイヤホンで採用例が多く、その先駆けとなったMoondrop KXXSとその後継機であるMoondrop KATOは名機と呼ばれました。
インピーダンスは32Ω、感度は106dB/mWです。鳴らしやすいためスマホでも音量不足になることは無いでしょう。

付属品

ケーブルは高純度のOFCを4芯構成としたオーソドックスなものです。イヤホン本体とは対象的に黒い被膜で目立ちにくくなっています。
中華イヤホンのケーブルとしては珍しくしっかりとしたコシがあります。硬すぎず柔らかすぎないといった程度で巻き癖もほとんどつきません。

イヤーピースはグレーの汎用品が2種類とNICEHCKのイヤーピース(NICEHCK 08)が各3サイズずつ付属しています。
Caratは先に書いたようにイヤホン本体の形状によりイヤーピースの形状やサイズを非常に選ぶイヤホンです。付属するイヤーピース3種類のうち2種類は軸がやや細いため本体への装着が困難です。残る1種類は軸が太いため本体への装着は容易ですが装着感は劣ります。
1万円クラスのイヤホンであれば付属するイヤーピースの数も相応であるべきです。Caratは付属する数だけは価格相応ではありますが、付属しているものの質はやや厳しいものがあります。付属するイヤーピースを1種類に減らし、サイズを3サイズではなく5サイズ用意するほうがユーザーにとって良い方向となるのではないでしょうか。

Caratには持ち運び用のケースが付属しています。よくある蓋をマグネットで固定するタイプで、ケーブルとイヤホン本体を収めるだけの十分なサイズです。
付属品全体を見れば1万円クラスとしては標準的だと思います。イヤーピースの種類とサイズに関しては次の製品での改善を期待したいですね。

CaratはAmazonまたはAliExpressにて購入可能です。AmazonではJIALAIオーディオが、AliExpressではNICEHCKなどのセラーから入手できます。
国内外で価格差はほとんど無いためAmazonでの購入がおすすめですが、公式でおすすめされているケーブル「AzureBay」でのリケーブルを前提とするならAliExpressにてセット品を注文すると良いでしょう。

Amazon (JIALAIオーディオ):10,399円
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSSQ4Q1M

AliExpress (NiceHCK Audio Store):69.00 USD ※AzureBayとのセット販売は98.00 USD https://ja.aliexpress.com/item/1005006660245454.html

音質の評価条件について

クリックで展開

100時間ほどの慣らしを終わらせた状態の個体に付属品のケーブルとイヤーピース(軸の太いタイプ)を組み合わせています。

再生機器は以下の4つを使用します。
音量の設定値はSpotifyにて音量の均一化を有効化し、音量レベルを低音量にした状態で、私が普段の音楽鑑賞で使用する音量設定に合わせた場合の値です。
UA100の音量はmotorola g52j 5GにDDHiFi TC09Sを用いて接続し、スマホ側の音量設定を50%(7段階目)に設定した状態において、上記の条件と同等となるようにEddict Playerで設定した値です。
FC6の音量はmotorola f52j 5GにDDHiFi TC09Sを用いて接続し、スマホ側の音量設定を50%(7段階目)に設定した状態において、上記の条件と同等となるように本体で設定した値です。

  • FiiO M11 Plus LTD (以下M11PL)
    • ローゲイン
    • 音量:73
    • Low Dispersion Delay Filter
  • HiBy R6 Pro Ⅱ (以下R6P2)
    • ローゲイン
    • 音量:45
    • Low Dispersion Delay Filter
    • ABアンプ
  • HiBy FC6 (以下FC6)
    • 音量:23
    • Slow Normal Filter
    • NOSモード
    • HDRオフ
  • EarFun UA100 (以下UA100)
    • ローゲイン
    • 音量:82
    • Brick wall filter

音質評価の使用する音源は、手持ちのCDから取り込んだFLAC音源と、Spotifyで作成した音質評価用プレイリストです。Spotifyのプレイリストは公開していますので店頭での試聴の際などでも使用できます。

客観的な評価をするように努めていますが、あくまでも私個人の経験を共有するものです。聴覚には個人差や好みによる違いがありますので、購入の際には可能な限り実際に試聴されることをおすすめします。
今回はNICEHCK様から提供とレビュー依頼を受けてのレビューとなりますが、レビューの基準や方法については普段と変わりません。

音質

Caratはいわゆる元気系のドンシャリと呼ばれる音を鳴らします。やや高音寄りな強いV字傾向の周波数特性を持っており、全体的に明るめなスッキリとした見通しの良さがあります。ハッキリとした量感のある硬い音をノリの良さとともに鳴らす王道のドンシャリイヤホンです。
確かな音像と中低音の強いアタック感によってラウド感が強調され、楽しく盛り上がるサウンドに仕上がっています。その反面、反射音や残響の減衰が強く、音の広がりや厚み、包まれ感が乏しく、全体的に奥行きの無い平面的な音場です。
高音・中音・低音の周波数が異なる音では特に問題のない分離感がありますが、周波数の近い音が重なり合うような場合は解像度不足が顕著に感じられます。
Caratはハイファイ的な楽しみ方をするよりも、特徴のあるノリの良い音を楽しむことに向いています。スピード感のあるメタルや打ち込み系との相性が良く、空気録音のクラシックやジャズ、ゆったりとしたバラードは他のイヤホンに任せましょう。強いクセのあるサウンドではありますが破綻はしていませんし、DLC振動版らしい良さと金属筐体による特徴を上手くミックスしたサウンドはポタオデ入門としてもおすすめできます。

songwhip.com ラウド感のあるアニソンとの相性は抜群です。ラウド感たっぷりに盛り上がるサウンドです。

songwhip.com 空間表現が豊かではないということを除けばEDMとの相性は悪くありません。強調された高音と低音で刺激の強い音を楽しむことが出来ます。

高音

高音は煌びやかで金属的な質感があり、DLC振動版らしい硬質で確かな音像のある特徴的な高音を鳴らします。
中音域から急峻な伸びがあり5~10kHzまでの範囲で強い音を鳴らします。中低音と比べてかなり強調されてはいますが刺さりやすいと言われている8kHz付近は少し控えめに抑えられています。高音の聞こえ方は個人差が大きいため全ての人で刺さらないということではありませんが、基本的には金属筐体の良さを生かしたような特徴のある音を鳴らします。
10kHz付近で大きく落ち込みますが、さらに上の13~15kHzに強いブーストされた帯域があります。Caratの超高音は強く歪んでいるため倍音や反射音に影響します。アコースティックギターの残響は歪み、バイオリンの倍音が強すぎることで音色が変わり、ホールトーンを多く含んだハイレゾ音源は楽器と反射音のバランスが崩れます。
特徴を持たせた高音はCaratのサウンドに素晴らしいアクセントを与えていますが、クセの強さがあるため人や楽曲、音源を選びます。特にドラムのシンバルがシャリついたり、弦楽器や管楽器の倍音が強調されすぎてしまうことで音色が不自然に感じられることもあります。

songwhip.com 高音はCaratのサウンドで最も特徴的です。特徴のあるサウンドは歓迎すべきことですが、特徴が強ければ強いほど音源を選ぶ傾向が強くなります。
11秒あたりから入る高音は金属的な質感と硬質さを持ったまま美しく響く音です。Caratは高音に強い特徴があり、ハイファイ的な音源が持つ音を忠実に再現するということはできません。この楽曲の高音も正しく再現することはできませんが、それは決して悪いことではありません。

中音

Caratの中音は高音や低音と比べて大きく凹みます。強いV字傾向のドンシャリなので当たり前ではあるのですが、バランス重視のフラットなイヤホンばかりを聞いていると戸惑いますね。
DLC振動版らしい音像の確かさとアタック感の強さはありますが、強い特徴を持つ高音・低音と比べると自然であっさりとした印象です。
目立った粗はありませんが、元々がドンシャリの強い特徴を持ったサウンドです。バラードなどの中音を重視してゆったりと楽しむような楽曲との相性は悪く、一つ一つの音を楽しみたいなら他のイヤホンを使用したほうが良いでしょう。

songwhip.com Caratはジャンルによって印象が大きく変わります。Undercover Martynのようなアップテンポなポップスをノリ良く楽しむことに長けています。

ボーカル

ボーカルは中音ほどではないもののやや凹む傾向があります。インストとは違ってボーカル域での違和感は少なく、やや凹む傾向があること以外ではネガティブな印象を受けることは稀でしょう。
強調された高音域に重なる形で女性ボーカルに確かな伸びを持たせながら刺さりやすいとされる周波数帯域はしっかりと抑えています。男性ボーカルも素晴らしく、量感のある中低音によってしっかりと支えられたサウンドを楽しむことが出来ます。

songwhip.com 女性ボーカルのポップスとの相性は素晴らしいものがあります。綺麗に伸びるボーカルには艶も感じられ、インストとの繋がりも上手く表現します。

低音

Caratの低音は高音同様にやや強調されているのですが、200Hz付近がやや持ち上げられているためか周波数マスキングが起こってしまい低音と中音の分離が悪化しています。そこに強調された高音域が加わることで確かな音像と量感があるにもかかわらず低音にフォーカスすることが難しいことがあります。特にジャズやクラシックなどで起こりやすく、EDMなどの電子音楽ではそれほど問題にはならない印象です。
量感は十分、キレも良く、滑らかな質感もありますが、中高音と同様に減衰が強いため深く沈み込むような重低音は苦手です。ジャンルや音源を選びますが決して悪い音ではありません。

songwhip.com 80年代の電子音楽らしいシンセサウンドには弾むような強い低音が入っています。DLC振動板らしい「ボン」「ドン」と弾む低音は電子音楽にぴったりです。

おすすめイヤーピース

付属のイヤーピースは装着感にやや問題を抱えていますのでイヤーピースを交換することを強くおすすめします。
ノズルが太いためイヤーピース側の軸にもある程度の太さと柔軟性を要求します。JVCスパイラルドットやWhizzer ET100、KBEAR Clarion、KBEAR 07、NICEHCK 07などの定番系がおすすめです。高音の刺激を抑えたいならフォームタイプのイヤーピースを使用するのも良いでしょう。

おすすめリケーブル

Caratは2pin端子によるリケーブルに対応しています。イヤホン側はフラットな端子のためCIEMタイプの2pinや中華2pinを使用することが出来ます。
JIALAi公式からはCaratに組み合わせるケーブルとしてJIALAI AzureBayが推奨されています。レビューではAzureBayと組み合わせたものも多く、相性はとても良いようです。それなら少し価格が上がってもAzureBayを付属ケーブルにしても良かったのではと思います。
私の手元にはAzureBayが無いためCarat + AzureBayのレビューは他のレビュアー様に譲るとして、私の手持ちの中からおすすめな組み合わせを紹介します。

銅線

  • BIGMANGO Melody
  • NICEHCK GCT5

銅線は低音を強化すると思われがちですが、高品質な高純度銅線を使用したケーブルは分離感を向上させながら全体的に音を整えることができます。
可能なら純度の高い7N銅線などを使用したいところですが価格とのバランスが大事です。純度の表記がないケーブルでも音質の良いものはあります。
BIGMANGO MelodyとNICEHCK GCT5の2本を試しましたがどちらもCaratのリケーブルとしておすすめできるケーブルです。音の厚みが増し、深く沈み込むサブベースも鳴らせるようになります。

銀メッキ線

  • NICEHCK C8s-3
  • NICEHCK C24シリーズの銀メッキタイプ
  • NICEHCK MeetAlice
  • THIEAUDIO EST(Hype2の付属品)

高音が派手に出る傾向があるため付属ケーブルの時点で高音が強すぎると感じるならおすすめできません。
銀メッキ線を使用するなら銀メッキの質が良いものを選びましょう。2000円以下の銀メッキ線では高音が荒れる傾向が強いためおすすめできません。
さらに太い線材や芯数の多いタイプで低音や音の厚みを増やすものを選ぶとバランスを取りやすくなります。
特におすすめしたいのはNICEHCK C8s-3です。高音のシャリ付きを抑えながら中低音の量感を持ち上げる変化があり、強いV字傾向を維持しながら音質を整えることが出来ます。価格も手頃ですので入門としてCaratを購入し、リケーブルというオーディオファイルへの入口としても優秀です。
7000円という金額を出せるのならTHIEAUDIO ESTをおすすめします。これは以前レビューしたHype 2というイヤホンの付属ケーブルなのですが、その音質は純銀線にも引けを取りません。Caratの音質に一回り以上の変化を与えます。

純銀線

  • NICEHCK LitzPS
  • Yongse Galaxy

純銀線は高音から低音までの全体で優れた音質の向上を期待できます。
LitzPSは4芯の安価な純銀線ですが、しっかりと純銀らしい音質の向上がありました。荒々しかった高音が整い、中低音の量感と質が大きく改善します。
Galaxyは5N純度の純銀線です。1万円近くのお値段がつくお高めなケーブルですが、その価格に見合うような高音から低音まで素晴らしい音質です。Caratとの相性も素晴らしく、イヤホン本来の性能を引き出すような高音から低音までの全域で素晴らしいサウンドへと変化します。私はHype 2と組み合わせて使用していますが、Caratと組み合わせるのも良い選択肢だと思います。何ならHype 2を購入して付属するESTケーブルをCaratのりケーブルとして使用し、Hype 2にはGalaxyを使用するのも良いでしょう。

AliExpress (Yongse Official Store):69.99 USD https://ja.aliexpress.com/item/1005006010331036.html

ミックス線、特殊線材など

  • NICEHCK BlackCat
  • NICEHCK FourMix
  • NICEHCK 龍鱗

BlackCatはオイルコーティングを施した亜鉛銅合金を線材として使用したケーブルです。ボーカルを中心として全体的に音を持ち上げる傾向があり、Caratとの組み合わせでもその傾向が当てはまります。ボーカルが近く感じるようになるためCaratの欠点を打ち消しながら刺激のある音を残すことが出来ます。
FourMixと龍鱗はどちらも1万円を超える高級ケーブルです。FourMixは中高音を基軸として全体的に音の質を向上させます。龍鱗は2万円近い価格だけあって高音から低音まで優れたバランスで音質も良く、イヤホンの性能を試すかのようなケーブルです。イヤホン本体の価格を超えるリケーブルはコスパ的にどうなのとも言えますが、どちらもCaratの性能を引き出すような変化があり、価格を考えないのであればおすすめできます。

総評「いくつかの欠点はあるものの1万円クラスとして胸を張れる王道ドンシャリイヤホン」

良い点

  • 強いV字傾向の王道ドンシャリサウンド
  • 確かな音像を持ったスッキリとした寒色系
  • 素晴らしいビルドクオリティ
  • 充実した付属品

良くない点

  • ハイファイ的な楽しみ方には不向き
  • 残響や反射音のチューニング不足
  • 高音は好みが分かれやすい
  • 低音の分離不足
  • 付属するケーブルとイヤーピースには再考の余地がある

JIALAI Caratは荒削りなところはあるものの強いV字傾向のドンシャリサウンドとして楽しめるイヤホンです。
どちらかというと面白さを求めるタイプの音質ではありますが、オーディオ入門の入口になりやすいアニソン系との相性が良いため初心者や入門者にもおすすめできます。
特徴的なクセのある音質とは裏腹にリケーブルには素直に応えてくれる印象があり、Caratに気に入ったケーブルを組み合わせればメイン機としても使っていける性能です。個人的には価格が少し上がってしまったとしても付属ケーブルとしてAzureBayを使用してほしかったところではあります。
イヤーピースは何かしら交換を考える必要があり、付属ケーブルも再考の余地が大いにあります。荒削りな部分は多々あるものの、ブランド初のイヤホンとしては良いものを作ったと言えるでしょう。次の製品にも期待したいですね。